スローとはつながり。

なんらかのつながりで、この社会は回っている。

人間とは本来、共に生きる動物だ。

共に生きることは、とても面倒くさい。

時間がかかる。

つまり、生きるということは本質的に遅い営みなのだ。

スローフードでは、支部のことをコンビビウムという。

コンビビウムとは、イタリア語で共に、生きる、ということ。

つまり、スローフードとは、つながり。

命のつながり。

人と人。人と地域。

人と自然とのつながりを取り戻そうという試み。

辻 信一 (NGOナマケモノ倶楽部主宰)

(文化人類学者、『スロー・イズ・ビューティフル』)

information

一般財団法人日本スローフード協会

    横浜・鎌倉支部

メール:slowfood.yokohama.kamakura@gmail.com